お金を〇〇ると不健康になる!?
ケチな人はどう思いますか…!?
いきなりですが、みなさんはケチな人はどう思いますか?
たとえば、働く女性がケチだと思う瞬間について…
「株式会社キャリアデザインセンター」が働く女性を対象に、「男性営業マンをケチだと思う瞬間」に関する調査をしています。
(2015年6月4日~9日、190人、20~30代女性、インターネット調査)
この調査によると「後輩におごらない男性と、女性におごらない男性はどっちがケチ?」という質問に対し、「後輩におごらない営業マンの方がケチ」と回答した女性が約7割になっていたそうです。
その理由は、後輩におごらないと「器が小さい」、「余裕がなくみえる」というもので、できるビジネスパーソンは後輩の面倒を見るべきと思っている女性が多いようです。
この調査では、女性よりも後輩を大切にするくらいの「男気」を見せた方が、結果的に女性に対する印象はよさそうですねー。
まあ結局のところ、女性にも後輩にもおごる方が間違いないと思います…笑
そして、ケチに関して、ある研究によると…「お金をケチると不健康になること」がわかっています。
ケチればケチるほどストレスが溜まる!?
これは、お金と健康について、カナダのブリティッシュコロンビア大学で、ある研究をしています。
この研究では、実験協力者に10ドル(カナダドル。約1000円)を渡し、自分の好きな額だけ「お金を他人に分けてください」と指示を出しました。ただし、10ドルを全額または一部、自分のものにしても良いと伝えてあります。
つまり、10ドルを全部使うか、一部使うかということです。言い換えると、いくら自分の手元にお金を残すかということになります。
そして、実験の結果、「4ドル4セント(44%)」他の人に分けてあげれば、恥を感じないということがわかりました。
裏を返せば、他の人に分けてあげても、4ドル4セント(44%)よりも少なくすると「人は恥を感じる」という事実が判明しました。
この実験では、注目すべき点はもう1つあります。
お金を他人に分けてあげる際に、「唾液をチェック」しています。
これは、「コルチゾール」というストレスホルモンのレベルを測るためです。
実験の結果、自分の取り分を多くすればするほど、唾液中のコルチゾールのレベルが高くなったそうです。
要するに、「ケチる」ことで、身体的にも強いストレスを受けるということです。
アオジュン考察
ここまでは、「お金と健康」について話したわけですが…
たとえば、「お金と幸福度」の場合ですと、カナダのサイモンフレーザー大学の研究で、「他人にお金を使うと幸福度が上がる」こともわかっています。
そのほかにも、コロラド大学の研究によると、「モノより経験にお金を使うと幸福度が上がる」こともわかっています。
いずれにしても、多くの研究から言えることは、誰かのためにお金を使う方が良い効果が得られるということは共通しています。
たとえば、最初の例で挙げた「後輩」とご飯や飲み会に行くケースでは、「印象的」にも「幸福度的」にも、「健康的」にも、少しでも多く出してあげる方が良いといえるかもしれません。
ただし、ご自身のお財布事情と相談しながら行うようにしてください。
なので、「ご飯や飲み代をおごる」だけに限らず、他人にお金を使うことがポイントです。そして、その額は少なくても問題ありません。
たとえば、お釣りを「コンビニの募金」するだけでもO Kですし、
友達に缶コーヒーを1本奢ってあげるのも良いと思います。
ポイントは誰かにお金を使ったいう「貢献感」だと思います。
ちなみに、この「お金をケチると不健康になる!?」はアニメーション付き動画として、youtubeで解説しています!!
よかったら併せて見て頂けると幸いです。
より参考になるかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
アオジュン心理学研究所でしたーーーー!!
参考文献(サイト)
:星渉、前野隆司『99.9%は幸せの素人』 株式会社KADOKAWA 2020年
:株式会社キャリアデザインセンター『男性営業マンをケチだと思う瞬間』PRTIMES 2015年 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000012506.html
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