心理系研究論文の集め方




学会に参加する・学会発表をみる

日本心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、日本心理臨床学会etc….色々な学会がある。ほとんどの学会は年に一度の大会を開き、多くの会員が研究を発表し、その要旨が収録されている。「どのような研究があるか」を知る手がかりに使うと良い。1件の発表内容が1ページに簡潔にまとめられているので、読むのに手間がかからない。研究のまとめ方のスタイルを学ぶことができる。ただし、十分詳しい情報が得られない、信憑性が高い研究ばかりでないことに注意が必要。

自分のテーマに合っていそうな学会の論文集に当たればどのような研究がなされているか、研究のトレンドが分かる!



学術雑誌を読む

学会や専門機関が定期的に発行している、審査を経た比較的質の高い論文が掲載されている。論文の長さは通常10ページくらいであり、これを読みこなすのは、はじめのうちはかなりたいへんであるが、卒論の場合は必ず通らなければならない関門。

文献データベースを検索する

コンピュータやインターネットの文献データベースによって先行研究を検索する方法。著者名やキーワードを入力すれば検索でき、文献の所蔵場所を教えてくれたり、本文をPDFファイルで見たりすることも可能 。

CiNII学術情報ナビゲータ
https://scholar.google.co.jp/

論文整理の最強ツールは「Mendeley

文献情報の管理や研究活動を支援する、無料の文献管理・学術ツールです。

  • 文献情報管理ができる
  • あらゆる学術論文データベースから簡単にインポート・整理できる
  • モバイルアプリを使って外出先で論文閲覧 ・メモができる

次のおすすめの記事




この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

沢 哲司(医学博士/臨床心理士/公認心理師)のアバター 沢 哲司(医学博士/臨床心理士/公認心理師) 医学博士/臨床心理士/公認心理師

コメントをどうぞ

コメントする

目次
閉じる