知っておくべき特別支援や合理的配慮の決め方と決める人

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特別支援や合理的配慮の決め方 誰が決める

スクールカウンセラーや学校巡回相談をやっていると、よく聞かれるのが、「特別支援教育」や「合理的配慮」の伝え方、理解です。

教員や親や子供本人、そしてクラスメイトが「納得してくれないがどうしたらいいか・・・。」そういった相談です。それぞれが、それぞれに配慮が欠けると考えて泥沼の説得、戦い(?)になっていることも少なくありません。

なぜでしょうか。それは、大前提として、その伝え方と理解はとてもとても難しいからです。当たり前のことをいってしまいましたが、これが前提です。
特別支援教育や合理的配慮とは、「一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な教育的支援を行い、そのもてる力を高めるものです。」ということです。これつまり、オーダーメイドに「過去の前例に捕らわれず決めつけず」に教育ニーズを満たしましょうね。ということですよね。

いうのは素敵で簡単ですが、実施するのはとてもたいへんな理念が現場にあるなと思います。だって、経験上こっちの方がいい、科学的にこっちの方がいい、というのが解決にならないからです。未知の一人に対して、もちろん、経験も科学も総動員してしっかり向き合って目の前の子ども一人のニーズに合った教育を考えましょう。ということですよね。たとえがいいのかわかりませんが、経験も科学も絶対的には役立たない今のコロナ禍で一人一人の対応を考えるようなものです。そういう意味では、泥沼になって「あーでもない、こーでもない」と議論を続けるのは正解の側面があるけれど、どうしたらよいか答えがない問題であることを理解すると少しは戦略的になるかなと思います。

こういった心の問題は「どうしたらいいか」の答えがないことが多いです。今日、明日、一生、どう生きるべきか、結婚すべきかしないべきか、子どもを産むべきか産まないべきか、どこでどう勉強すべきかどうか、すべて答えがありません。最近は、男として生きるべきか女として生きるべきかすら答えがなくなりました。

答えがない問題に心理士はどんな技を使うか

では、そういった答えがない問題に対してプロの心理士はどんな技術を使うか…。心理相談は、アドバイスなのかただ聞いているだけなのか、実態が見えないとされますが、それも一人一人の心理士が一人一人に向き合っているので掛け算的に無限通りの対応になっているのだと思いますが、私はこう考えています。

プロの心理士が最終的に使うべき技術は、一人一人が責任をもって自分の(ぴったりな)道を決めていくことです。答えがない問題に対して、選択する時間、環境を忙しい日常の中でつくる技が心理士の専門性の一つと考えます。

というわけで、いかに本人に決めてもらうか。それは子どもでも同じで、最終的に子どもが責任もって判断できるようにするということです。責任とは、振り返ったときに「あーあっちの方がよかったな」と思ったときに、それを背負ってもらうことです。逆に「あーこっちでよかった」と思うことでもありますが、その両者はきっと、どっちに決めてもそう思うチャンスはあると思いますし、逆にどっちに決めても「あーあっちの方がよかったな」と思う可能性があります。「過去」と「今」どう捉えてもらうかはまたいつかの話になりますが、言いたいのは、教員や親やクラスメイトがエネルギー使って進路を考えるより、本人が決める環境を作ることにエネルギーを使いたいという提案です。とても難しいですけれれど、まずは私なりにトップにあるような動画を作ってみました。

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