麻薬がダメな理由を説明できますか?





ダメ絶対!では、絶対ダメな麻薬防止説得術。

連日、薬物汚染が芸能界を賑わせているので記事を書きたくなりました。

だいたい、少年犯罪もそうだけれど、マスコミが煽ってるだけで、統計上薬物汚染は過去と比べて少なくなって…いなかった!警視庁の他のデータをみても、まーどうやら今後も社会問題として取り上げられる内容のようですね。ますます記事を書く気になってきました。

薬物事犯の検挙状況 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/drug/drug/tokei.html

麻薬がダメな理由を説明できますか?

そもそも、なんで麻薬って使ってはいけないんでしょうか。この辺は、心理士なら、自分なりの答えをもっておく必要があるかもしれませんね。体に悪いから?依存するから?うーん、その説得方法は中学生のときから、年1でくる警察官から体育館に集められて説得されてきましたが僕は麻薬がダメな理由としてピンときませんでした。というか、その警官が休み時間にタバコ吸ってたのを目撃した瞬間から大麻の方が安全論争のたびに、ただ問題提起として思い出される光景になっています。

ただし!インド旅行した際に嘘つきインド人?に騙されて大麻を吸わされたときから、ちょいちょい思い出して大麻の栽培法とか調べちゃっていたたわけですから(実際にやろうとは思っていないけど!)、依存のあたりは、その怖さを体験として知ってはいる気がします。でも、ダイエットしたいのに抜けない「米」や「砂糖」の方が依存する毎日で不健康な気もしますが。

気が付いたら、大麻合法化しよう!みたいなテイストの記事になってきていますが、サイバー警察の皆さん!僕はそんなことを言いたいんじゃないんです。安全とか危険とかそういうことではなく、マスコミや警察や心理専門家が麻薬使用防止のために「説得」する観点を話したいんです。

麻薬にハマってしまうメカニズム

沢尻エリカ・MDMA、田代まさし・覚せい剤…と、他芸能人が連日報道されているわけですが、心理面でよく言われているのが、刺激が強い芸能の世界で、より刺激を求めてしまう、一方で、緊張が強い世界なので薬物を使ってしまう、誘惑が多い、などでしょうか。心理学者も出てきてドヤ顔で芸能人の心理分析をしていますね。

 いやいや、薬物を使う「アクセル」の部分はわかった。というか小難しくいわなくてもよくて、「めっちゃ気持ちよくなる。」から使っているのでせう?逆に薬物を使わない「ブレーキ」がいまいち語られていないし、そっちの方も大事なのではないでしょうか。繰り返すけれど、 「ダメ!絶対!」や「体に悪い!」「依存になる!」 ではブレーキとして弱いのではないか。そんな風に考えて記事を書いているわけです。

 そもそも、なぜ、薬物を使うと「めっちゃ気持ちよくなる」かというと…
覚せい剤はメタンフェタミン/アンフェタミンという物質で、 MDMAはアンフェタミンと似た形をしているために同じ働きをします。どんな働きをするかというと、 脳の中のドーパミンを消えにくくします。ドーパミンは、快感や覚醒に関係する物質で、普通は、脳の神経と神経の間で放出されたり回収されたりして調整されるのですが、アンフェタミンがその穴をふさぐことによって消えにくくしてしまうのですね。

だから、芸能人の薬物記事には、踊ったり、歌ったり、気持ち良い!ことで変にヒャッハーしてしまっている状態の記事がセットで報道されることが多いわけです。普通は「慣れ」てくる、あの好きな曲も、あの感動も、あの盛り上がりも、薬物によって最高潮を維持できるどころか、どんどん蓄積されていくなんて・・・それだけとってみれば最高ですね。でも、ダメ、絶対!

薬物が「ダメ」な理由

で、なんでダメかというと、それは強~~い外的動機付けだからです。
外的動機付けとは、外から与えられる行動の原動力をいいます。たとえば、あの人がほめてくれる/世間体が怖い(評価)・給料がもらえる/罰金が怖い(賞罰)・やらされる(強制) とかです。
 小学生のころ、水の入ったバケツをクルクル回して慣性の法則を体感していた悪ガキに正義感溢れる私が、「そんなことしたら先生に怒られるよ!」と説得したところ、たまたま通りがかったその先生に「お前らは、『怒られるか、怒られないか』なのか!!」と、私まで(謎に)一緒に怒鳴られたのが外的動機付けに関する記憶です。

一方で、内的動機付けとは、自分の内なる「刺激」が行動の力になっていることです。たとえば、楽しそうだからやりたい!より成長したい!かっこよく生きたい!などでしょうか。

バケツの先生が小3の児童に「俺はカッコよく生きたいから先生に何と言われようがバケツを回し続ける!」と判断してほしかったのか今になってはわかりませんが、とにかく、『成長』するにつれて人は内的動機付けで動けるようなっていくことが知られています。

内的動機付けで動くことが、「大人」という理由以外に、大事な理由がこの時代にはあります。それは、内的動機付けで動くことが「人間らしい」ということです。「機械」はプログラミングという外からの刺激・情報で動きます。また、グラックスバーグの実験やダン・アリエリーの実験からは、内的動機付けこそが人間にしかできない創造的な仕事の生産性を上げて、外的動機付けで動くとかえって生産性が下がることを教えてくれています(※下の動画参照)。

というわけで、私が悪いインド人にだまされた後も麻薬栽培に手を染めなかった理由は、「自分(人間)らしく生きたい」ということにある気がします。この記事も、麻薬がテーマだっただけにもう少し礼儀正しく書いていましたが、世間体(外的動機付け)を気にして書くよりは「自分らしく」楽しいと思えるように(内的動機付け)書きたいと思って馬鹿みたいに書き直しています。そして、そうした活動こそが、機械にはできない自分にしかできない価値ある?仕事になっていく時代と思っています。


 本当は「カッコよく生きたい、歌いたい、表現したい」と内的動機付けで動いていた芸能人が、薬物に手を染めると、どんどん薬物のために歌ったり、最終的には薬物そのものが行動の理由になって、外の刺激だけで行動が決定する文字通りの廃人になるわけです。

 そうなると、「ダメ絶対!」みたいな外的動機付けお説教法では、本質的に麻薬使用防止にならないと思ったのでした。むしろ、「どうぞご自由に!やりたいことやって生きてください!」みたな標語や承認が街に溢れている方が麻薬使用防止になるかもね。

 最後の最後に、また合法化テイストの記事になってびびりますが…いやいや、「どうぞご自由に!」は生き方の部分です。言いたいのは、薬物が蔓延する世界の背景には、外的動機付けで動かざるおえないパーソナリティや環境があるのではないか、ということです。実際に、経済的困窮や閉塞感が歴史的にも、環境的にも麻薬を蔓延らせていますしね。

 そう思うと、薬物に手を染めて「やりたい放題」としてバッシングされている芸能人は、そもそも、本当は自分のやりたいことがやれない、なんだか外の評価を気にしてしまう状況だったのかも。

 麻薬や外的評価にハマってしまう人に対して目を向けるべきは、「自由」に生きてもらう方法ではないでしょうか。

 あ、「べき」って不自由な言葉を使ってしまった・・・

そして、ここまで読んでいただいたあなたには必ず見ていただかないと損する動画はこちらです↓かなり時間をかけてつくりました。

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